「有事」の武田を引き継ぐ新社長
手に余す巨大組織には「ショック療法」以外なし
2014年4月1日号
3月20日、都内で経済同友会の主催による「企業競争力強化のためのダイバーシティ・マネジメント」と題するシンポジウムが開かれた。その基調講演とパネル討論会に、“人寄せパンダ”として登場したのが日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者(CEO)。一方、ホスト兼パネリストとして、ゴーン氏の相手役を独りで務めたのが同友会代表幹事である武田薬品の長谷川閑史社長だった。 シンポの中心テーマは「女性幹部の育成方法」。このなかでゴーン社長は、日産のコンパクトカー「ノート」のプロダクトマネジャーが日本車の開発では初の女性だったことを明かしたうえで、日本の企業でダイバーシティ・マネジメントが進まないのは女性社員の自信のなさが原因だと指摘。そんな彼女たちに自信を持たせるためには経験を積ませ、支援することが大切だなどと、日産での実体験を交えながら話した。...
3月20日、都内で経済同友会の主催による「企業競争力強化のためのダイバーシティ・マネジメント」と題するシンポジウムが開かれた。その基調講演とパネル討論会に、“人寄せパンダ”として登場したのが日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者(CEO)。一方、ホスト兼パネリストとして、ゴーン氏の相手役を独りで務めたのが同友会代表幹事である武田薬品の長谷川閑史社長だった。 シンポの中心テーマは「女性幹部の育成方法」。このなかでゴーン社長は、日産のコンパクトカー「ノート」のプロダクトマネジャーが日本車の開発では初の女性だったことを明かしたうえで、日本の企業でダイバーシティ・マネジメントが進まないのは女性社員の自信のなさが原因だと指摘。そんな彼女たちに自信を持たせるためには経験を積ませ、支援することが大切だなどと、日産での実体験を交えながら話した。 こ
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