医薬経済オンライン

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Dear Tomorrow 新しいヘルスケアマーケティング

コネクティドヘルスの可能性

第8回

株式会社アンテリオ理事 堀 玲子

2014年4月1日号

 前回(3月1日号)ではドコモ・ヘルスケアの竹林一社長の講演から、医療消費者の変化と医療マーケットの形成の現状を探った。ここから想像されるのが、現在、米国医療のトレンドとして注目を浴びている「コネクティドヘルス(ケア)」の可能性だ。 これは、ヘルスケアを遠隔的に提供する技術を用いて、届けることを意味する。消費者と臨床家がこの技術によってつながることで、患者自身でケアをセルフマネージメントできる柔軟な機会を増やす。また、IT技術はヘルスケアの配信の方法を改良し、慢性疾患の管理や患者のコンプライアンスの管理の精度をあげる。 効用としては、医師の間で地域情報や患者の有意義なデータ交換を可能にすることで、管理コストの減少や臨床の意志決定が改善され、予防ケアの実践力が高まると言われている。 少なくとも、1次医療の段階でこのような患者のデータが何かとつ...  前回(3月1日号)ではドコモ・ヘルスケアの竹林一社長の講演から、医療消費者の変化と医療マーケットの形成の現状を探った。ここから想像されるのが、現在、米国医療のトレンドとして注目を浴びている「コネクティドヘルス(ケア)」の可能性だ。 これは、ヘルスケアを遠隔的に提供する技術を用いて、届けることを意味する。消費者と臨床家がこの技術によってつながることで、患者自身でケアをセルフマネージメントできる柔軟な機会を増やす。また、IT技術はヘルスケアの配信の方法を改良し、慢性疾患の管理や患者のコンプライアンスの管理の精度をあげる。 効用としては、医師の間で地域情報や患者の有意義なデータ交換を可能にすることで、管理コストの減少や臨床の意志決定が改善され、予防ケアの実践力が高まると言われている。 少なくとも、1次医療の段階でこのような患者のデータが何かとつな

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