医薬経済オンライン

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被災者を蝕む「深部静脈血栓症」

親族宅への避難者で陽性率高く

2014年3月15日号

 東日本大震災発生以降、避難所の避難者などの間で、通称「エコノミークラス症候群」と呼ばれる深部静脈血栓症(DVT)が増加した事例が報告されている。  この問題は、04年の新潟県中越地震の際にも指摘され、同地震の際はDVTから肺塞栓症となり、死亡した被災者の事例も報告された。当時の新潟大学の榛沢和彦氏らの研究報告では、同地震発生1週間後の車中泊者の約30%にDVTが認められ、これが一時的に減少するものの、発災5ヵ月後に再上昇したことがわかっている。  体育館などの公共施設を避難所として生活する場合は、被災者の多くがプライバシーもなく、日常とは大きく異なる生活環境に置かれるため、DVTも増加すると見られている。  東日本大震災の発災時にもこの点が懸念され、地域によって濃淡はあったものの、甚大な被害を受けた地域ほどDVT陽性率が高いことが相次いで報告...  東日本大震災発生以降、避難所の避難者などの間で、通称「エコノミークラス症候群」と呼ばれる深部静脈血栓症(DVT)が増加した事例が報告されている。  この問題は、04年の新潟県中越地震の際にも指摘され、同地震の際はDVTから肺塞栓症となり、死亡した被災者の事例も報告された。当時の新潟大学の榛沢和彦氏らの研究報告では、同地震発生1週間後の車中泊者の約30%にDVTが認められ、これが一時的に減少するものの、発災5ヵ月後に再上昇したことがわかっている。  体育館などの公共施設を避難所として生活する場合は、被災者の多くがプライバシーもなく、日常とは大きく異なる生活環境に置かれるため、DVTも増加すると見られている。  東日本大震災の発災時にもこの点が懸念され、地域によって濃淡はあったものの、甚大な被害を受けた地域ほどDVT陽性率が高いことが相次いで報告され

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