医薬経済気象台
明るい指標の影に潜む不安
2014年3月15日号
2月末から一斉に発表された1月の経済指標は、景気の明るさが広がりをみせていることを示した。代表的指標である鉱工業生産指数は、季節調整済みで1月が前月比で4%の上昇となった。前年同月比では10.6%の上昇だから、生産活動が活発の度を増していることが明白だ。出荷指数も前月比で5.1%の上昇で5ヵ月連続の上昇、前年同月比では9%の上昇だった。需要の拡大を背景にした生産拡大であることを示している。
これに伴い、在庫指数も0.9%低下し、6ヵ月連続の低下となった。予測調査では2月の生産も1.3%の上昇を予想している。大雪の影響があったため予想に届かなかったことも想定されるが、強い基調に変化はない。
生産の拡大を支えたのは内需の堅調だ。これを示唆するのが商業販売額の好調な伸びである。1月の商業販売額は季節調整済みで前月比2.5%増だった。前年同月比では4.1%の増加、昨年...
2月末から一斉に発表された1月の経済指標は、景気の明るさが広がりをみせていることを示した。代表的指標である鉱工業生産指数は、季節調整済みで1月が前月比で4%の上昇となった。前年同月比では10.6%の上昇だから、生産活動が活発の度を増していることが明白だ。出荷指数も前月比で5.1%の上昇で5ヵ月連続の上昇、前年同月比では9%の上昇だった。需要の拡大を背景にした生産拡大であることを示している。
これに伴い、在庫指数も0.9%低下し、6ヵ月連続の低下となった。予測調査では2月の生産も1.3%の上昇を予想している。大雪の影響があったため予想に届かなかったことも想定されるが、強い基調に変化はない。
生産の拡大を支えたのは内需の堅調だ。これを示唆するのが商業販売額の好調な伸びである。1月の商業販売額は季節調整済みで前月比2.5%増だった。前年同月比では4.1%の増加、昨年5月
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