MR活動実態調査レポート
武田とアジルバが「総合首位」に
新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析100
エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久
2014年3月15日号
今回は13年のMR活動を総括する。企業別総合トップは武田薬品となり、製品別総合トップは「アジルバ」だった。武田薬品が堂々の2冠に輝いた。しかも、企業別・製品別とも分析対象項目としたD(ディテール)数、ID(インパクトD)数、ID率の3指標すべてでトップという偉業を成し遂げた。 企業別総合2位の第一三共はID率が5位、3位のアステラス製薬はID率が16位となっており、D数はMR数そのものと効率化により増加させることは容易だが、ID率は製品ラインアップとハイレベルなMR力が求められる。武田の底力を見せつけた年だった。 製品総合トップのアジルバも評価指標3冠を達成。昨年トップの「ネキシウム」は総合2位だったが、D数6位、ID数2位、ID率4位と質を向上させていた。 企業別は、武田、第一三共、アステラスと内資系企業がトップ3を独占。一方、製品別でベスト30に入...
今回は13年のMR活動を総括する。企業別総合トップは武田薬品となり、製品別総合トップは「アジルバ」だった。武田薬品が堂々の2冠に輝いた。しかも、企業別・製品別とも分析対象項目としたD(ディテール)数、ID(インパクトD)数、ID率の3指標すべてでトップという偉業を成し遂げた。 企業別総合2位の第一三共はID率が5位、3位のアステラス製薬はID率が16位となっており、D数はMR数そのものと効率化により増加させることは容易だが、ID率は製品ラインアップとハイレベルなMR力が求められる。武田の底力を見せつけた年だった。 製品総合トップのアジルバも評価指標3冠を達成。昨年トップの「ネキシウム」は総合2位だったが、D数6位、ID数2位、ID率4位と質を向上させていた。 企業別は、武田、第一三共、アステラスと内資系企業がトップ3を独占。一方、製品別でベスト30に入っ
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