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Patient Relations

一般社団法人 CSRプロジェクト

2014年3月15日号

「社会のなかのがん」に焦点を桜井なおみ代表理事 日本人の2人に1人が罹っているがん。高齢化の進展、食の欧米化など、あらゆる要因が絡む。厚生労働省の「人口動態調査」でも、主な死亡原因のトップはがんで、年間約36万人が亡くなっている。 その反面、がん治療も時代とともに向上してきた。医薬品だけでなく、内視鏡手術などの外科的治療も医療機器とともに進化した。その結果、早期発見や早期治療で、寛解したケースも増えている。入院を余儀なくされていた多くの患者は、晴れて社会に復帰できるようになった。 ところが、喜びも束の間、患者たちには厳しい現実が目の前に広がる。生活の糧を得るための「就労」だ。治療に専念するため、職を辞した患者は、改めて働き口を探すが、がん患者だったという過去がハンデとなる。また、休職していた患者も、復帰後、居場所がなくなっていることもある。... 「社会のなかのがん」に焦点を桜井なおみ代表理事 日本人の2人に1人が罹っているがん。高齢化の進展、食の欧米化など、あらゆる要因が絡む。厚生労働省の「人口動態調査」でも、主な死亡原因のトップはがんで、年間約36万人が亡くなっている。 その反面、がん治療も時代とともに向上してきた。医薬品だけでなく、内視鏡手術などの外科的治療も医療機器とともに進化した。その結果、早期発見や早期治療で、寛解したケースも増えている。入院を余儀なくされていた多くの患者は、晴れて社会に復帰できるようになった。 ところが、喜びも束の間、患者たちには厳しい現実が目の前に広がる。生活の糧を得るための「就労」だ。治療に専念するため、職を辞した患者は、改めて働き口を探すが、がん患者だったという過去がハンデとなる。また、休職していた患者も、復帰後、居場所がなくなっていることもある。 政

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