ニーズ踏まえセーフティネットを形づくる八王子市

地域包括ケアシステムの構築に向けて

第7回

2014年3月1日号

　東京都福祉保健局高齢社会対策部が08年度に設置した「東京の地域ケアを推進する会議」の報告書によると、高齢者の価値観や生活形態を3つのパターンに分類。その状況に応じて、きめ細かな行政サービスが必要だと言及している。　パターン1が、アクティブシニアと呼ばれるグループ。現役は退いたが、体力、気力ともに漲っていて、機会があれば社会との接点を持ちたいと考えている高齢者たちだ。彼らのニーズを満たすには、今までの経験や知恵を活かす場を設けることが不可欠としている。　パターン2が要介護や要支援の認定を受けた高齢者たちだ。行政が総合的なサービスを提供するだけでなく、地元の社会福祉協議会や町内会、民生委員などの協力を得て、地域ぐるみで高齢者の暮らしを見守る態勢を強化。コミュニティカフェの開設を促して、高齢者の引きこもりを未然に防ぐ対応が欠かせないと指摘している... 　東京都福祉保健局高齢社会対策部が08年度に設置した「東京の地域ケアを推進する会議」の報告書によると、高齢者の価値観や生活形態を3つのパターンに分類。その状況に応じて、きめ細かな行政サービスが必要だと言及している。　パターン1が、アクティブシニアと呼ばれるグループ。現役は退いたが、体力、気力ともに漲っていて、機会があれば社会との接点を持ちたいと考えている高齢者たちだ。彼らのニーズを満たすには、今までの経験や知恵を活かす場を設けることが不可欠としている。　パターン2が要介護や要支援の認定を受けた高齢者たちだ。行政が総合的なサービスを提供するだけでなく、地元の社会福祉協議会や町内会、民生委員などの協力を得て、地域ぐるみで高齢者の暮らしを見守る態勢を強化。コミュニティカフェの開設を促して、高齢者の引きこもりを未然に防ぐ対応が欠かせないと指摘している。

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