医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

OBSERVER

斎藤豊・国立がん研究センター中央病院内視鏡センター長

2014年3月1日号

技術は日本が「ナンバーワン」 ——1月から「内視鏡センター」が拡張し、リニューアルしました。 斎藤 やはり国民のニーズがある。これまで上部内視鏡検査は午前中に60件、治療が3〜4件、大腸内視鏡だと20件、治療を2〜3件行ってきた。しかし、その間、待ち時間が発生し、狭いスペースだとさらに時間がズレ込んだ。だからスペースを確保した。敷地面積は1800㎡で、検査室、治療室を合わせ、計15室ある。国内では最大規模だろう。 世間では知られていないが、日本の消化器内視鏡の技術は世界で「ナンバーワン」だ。しかも、国民皆保険で安く受けられる。国内だと内視鏡で摘出できる病変が、海外では手術されている。メディカルツーリズムで手術を受けにくる外国人もいる。定期的ではないが、年に数人程度、海外の内視鏡医を通じて来院する。ただ、日本人を待たせてまでやる、ということもできないのでバ... 技術は日本が「ナンバーワン」 ——1月から「内視鏡センター」が拡張し、リニューアルしました。 斎藤 やはり国民のニーズがある。これまで上部内視鏡検査は午前中に60件、治療が3〜4件、大腸内視鏡だと20件、治療を2〜3件行ってきた。しかし、その間、待ち時間が発生し、狭いスペースだとさらに時間がズレ込んだ。だからスペースを確保した。敷地面積は1800㎡で、検査室、治療室を合わせ、計15室ある。国内では最大規模だろう。 世間では知られていないが、日本の消化器内視鏡の技術は世界で「ナンバーワン」だ。しかも、国民皆保険で安く受けられる。国内だと内視鏡で摘出できる病変が、海外では手術されている。メディカルツーリズムで手術を受けにくる外国人もいる。定期的ではないが、年に数人程度、海外の内視鏡医を通じて来院する。ただ、日本人を待たせてまでやる、ということもできないのでバラ

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence