詐欺のネタにされる製薬会社
好不況に関係なく、中身もわからない
2014年3月1日号
まさに「浜の真砂は尽きるとも……」の如しである。警察庁は「昨年1年間の振り込め詐欺などの特殊詐欺の被害総額は486億9000万円にのぼり、過去最悪を更新した」と発表した。特殊詐欺のうち、息子や孫を装うオレオレ詐欺や「医療費が還付される」と持ちかける還付金詐欺などの振り込め詐欺被害は前年比61%も増加。それ以外でも未公開株取引名目の詐欺が11%増加しているという。ある刑事も「私だけは引っ掛からないという人ほど詐欺に引っ掛かっているし、被害に遭わないように呼びかければ呼びかけるほど被害者が増えているような感じがする」とこぼしている。 なかでも目立ってきたのが未公開株詐欺だ。なにしろ、「アベノミクス」効果で東証の株価は上昇。日経平均株価は1万5000円まで回復したのである。加えて、山中伸弥教授がノーベル賞を受賞したiPS細胞を使う再生医療や新薬開発が話題にな...
まさに「浜の真砂は尽きるとも……」の如しである。警察庁は「昨年1年間の振り込め詐欺などの特殊詐欺の被害総額は486億9000万円にのぼり、過去最悪を更新した」と発表した。特殊詐欺のうち、息子や孫を装うオレオレ詐欺や「医療費が還付される」と持ちかける還付金詐欺などの振り込め詐欺被害は前年比61%も増加。それ以外でも未公開株取引名目の詐欺が11%増加しているという。ある刑事も「私だけは引っ掛からないという人ほど詐欺に引っ掛かっているし、被害に遭わないように呼びかければ呼びかけるほど被害者が増えているような感じがする」とこぼしている。 なかでも目立ってきたのが未公開株詐欺だ。なにしろ、「アベノミクス」効果で東証の株価は上昇。日経平均株価は1万5000円まで回復したのである。加えて、山中伸弥教授がノーベル賞を受賞したiPS細胞を使う再生医療や新薬開発が話題になって
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