健闘する松山東高 | 医薬経済オンライン

官庁ふるさと人脈

健闘する松山東高

20　愛媛県番外

2014年3月1日号

　愛媛県は出身官僚が多いため、今回は「番外編」を紹介する。松山市の私立愛光学園の出身者も多いが、県立松山東高校（写真）の出身者も多い。　松山東高には歴史があり、硬式野球部は1892年の設立と愛媛県内では最古だ。1950年に夏の甲子園で優勝した。前身の旧制松山中学（尋常中学校）では、夏目漱石が教鞭をとり『坊ちゃん』を書いた。『坂の上の雲』の主人公となった軍人の秋山好古、真之兄弟や正岡子規が通った。俳人の高浜虚子、中村草田男、河東碧梧桐の各氏も出ている。ノーベル賞作家の大江健三郎氏や映画監督の故伊丹万作氏、雑誌「広告批評」の初代編集長でコラムニストの故天野祐吉氏、ＮＨＫの武内陶子アナウンサーらも卒業生だ。　農林水産省では、東北大学大学院教授に出向する村上堅治氏（東大法83年農水省）が、松山東高を出ている。農林水産政策研究所総括上席研究官の玉井哲也氏（... 　愛媛県は出身官僚が多いため、今回は「番外編」を紹介する。松山市の私立愛光学園の出身者も多いが、県立松山東高校（写真）の出身者も多い。　松山東高には歴史があり、硬式野球部は1892年の設立と愛媛県内では最古だ。1950年に夏の甲子園で優勝した。前身の旧制松山中学（尋常中学校）では、夏目漱石が教鞭をとり『坊ちゃん』を書いた。『坂の上の雲』の主人公となった軍人の秋山好古、真之兄弟や正岡子規が通った。俳人の高浜虚子、中村草田男、河東碧梧桐の各氏も出ている。ノーベル賞作家の大江健三郎氏や映画監督の故伊丹万作氏、雑誌「広告批評」の初代編集長でコラムニストの故天野祐吉氏、ＮＨＫの武内陶子アナウンサーらも卒業生だ。　農林水産省では、東北大学大学院教授に出向する村上堅治氏（東大法83年農水省）が、松山東高を出ている。農林水産政策研究所総括上席研究官の玉井哲也氏（東大

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