医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

“行場”失う新薬大手のGE子会社

まだ来ないオーソライズド時代、迫られるコスト抑制

(株)薬新 井高恭彦

2014年2月15日号

 新しい薬価制度がスタートする14年4月まで2ヵ月を切った。今回の制度改革で業界に最も大きな影響を与えると予測されるのは、何と言っても長期収載品と後発品である。長期品の追加引き下げルールが正式に決定。後発品の薬価が3つだけに集約化されるというドラスティックな“改革”が実行に移される。  飾り気のない人柄で、業界内の好評を得ている厚生労働省医政局経済課の城克文課長が、改定を前に「オーソライズドジェネリック(AG)が出しやすくなり、それと対抗できる力を持った後発品企業しか生き残れない」「長期収載品及び後発品ビジネスの収益は縮小する」と、そこかしこで厳しい予測を語っている。「もはや長期収載品でメシは食えない」「後発品業界も再編が必要」というムードは、年々、強まっていたが、城課長が、その草食系の風貌で語りかけるように訴えると、一層現実味を増し、業界人の...  新しい薬価制度がスタートする14年4月まで2ヵ月を切った。今回の制度改革で業界に最も大きな影響を与えると予測されるのは、何と言っても長期収載品と後発品である。長期品の追加引き下げルールが正式に決定。後発品の薬価が3つだけに集約化されるというドラスティックな“改革”が実行に移される。  飾り気のない人柄で、業界内の好評を得ている厚生労働省医政局経済課の城克文課長が、改定を前に「オーソライズドジェネリック(AG)が出しやすくなり、それと対抗できる力を持った後発品企業しか生き残れない」「長期収載品及び後発品ビジネスの収益は縮小する」と、そこかしこで厳しい予測を語っている。「もはや長期収載品でメシは食えない」「後発品業界も再編が必要」というムードは、年々、強まっていたが、城課長が、その草食系の風貌で語りかけるように訴えると、一層現実味を増し、業界人の誰

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence