医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

OTC薬で「誤算」相次ぐ小林製薬

スキンケア事業を成長戦略の柱に

2014年2月15日号

 番組提供スポンサーのすべてがCMの放映を見合わせるという、民放史上初の事態となった日本テレビの連続ドラマ『明日、ママがいない』。劇中での児童養護施設の描き方などに問題があると病院や児童福祉の関係者が抗議の声を上げたものの、日テレ側が木で鼻を括るような態度を見せたことから、ネットの掲示板を発火点に社会問題化。すると今度は、最終消費者の反発が自社に及ぶことを恐れたスポンサーが、トカゲのシッポ切りのごとく次々と逃げ出した。  もっとも、各社の対応には微妙な差異があり、エバラ食品、キユーピー、JX日鉱日石エネルギーが逸早くCMを見合わせたのに対して、日清食品と富士重工業が足並みを揃えたのは翌週から。逆に最後までCMを継続したのが花王、小林製薬、三菱地所の3社だった。小林製薬の撤収判断がもう少し遅れていたら、同社は花王とともに、自分たちの主義・主...  番組提供スポンサーのすべてがCMの放映を見合わせるという、民放史上初の事態となった日本テレビの連続ドラマ『明日、ママがいない』。劇中での児童養護施設の描き方などに問題があると病院や児童福祉の関係者が抗議の声を上げたものの、日テレ側が木で鼻を括るような態度を見せたことから、ネットの掲示板を発火点に社会問題化。すると今度は、最終消費者の反発が自社に及ぶことを恐れたスポンサーが、トカゲのシッポ切りのごとく次々と逃げ出した。  もっとも、各社の対応には微妙な差異があり、エバラ食品、キユーピー、JX日鉱日石エネルギーが逸早くCMを見合わせたのに対して、日清食品と富士重工業が足並みを揃えたのは翌週から。逆に最後までCMを継続したのが花王、小林製薬、三菱地所の3社だった。小林製薬の撤収判断がもう少し遅れていたら、同社は花王とともに、自分たちの主義・主張

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence