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薬剤経済学

新旧の経口抗凝固剤比較

第3回 ワルファリンと新薬—NNTと絶対リスクの観点

2014年2月15日号

 ユタ大学薬学部のチームが11月、マネジドケア・ファーマシー誌で「非弁膜症性心房細動(AF)における経口抗凝固剤に関する医薬品給付リストの決定に当っての費用の意味」を論じた直後、ランセット(2013年12月オンライン)、JAMAニューロロジー(13年12月)に、グループとしての経口抗凝固剤新薬(NOAC)とワルファリンを比べるメタ・アナリシスが発表された。 S.チャタジー(ブラウン大学)らはJAMA神経学雑誌で、アピキサバン、ダビガトラン、リバーロキサバンの3剤のフェーズⅢの6研究を、C.ルフ(ブリガム&ウィメンズ病院)らはランセットで、3剤に承認申請中のエドキサバン(第一三共)を加えた4剤のフェーズⅢの4研究を対象に、脳梗塞と全身性塞栓の予防、死亡率の改善、治療に伴う頭蓋内出血(ICH)の相対的リスク(R.R.)で、NOACの好ましいリスク/ベネフィット・プ...  ユタ大学薬学部のチームが11月、マネジドケア・ファーマシー誌で「非弁膜症性心房細動(AF)における経口抗凝固剤に関する医薬品給付リストの決定に当っての費用の意味」を論じた直後、ランセット(2013年12月オンライン)、JAMAニューロロジー(13年12月)に、グループとしての経口抗凝固剤新薬(NOAC)とワルファリンを比べるメタ・アナリシスが発表された。 S.チャタジー(ブラウン大学)らはJAMA神経学雑誌で、アピキサバン、ダビガトラン、リバーロキサバンの3剤のフェーズⅢの6研究を、C.ルフ(ブリガム&ウィメンズ病院)らはランセットで、3剤に承認申請中のエドキサバン(第一三共)を加えた4剤のフェーズⅢの4研究を対象に、脳梗塞と全身性塞栓の予防、死亡率の改善、治療に伴う頭蓋内出血(ICH)の相対的リスク(R.R.)で、NOACの好ましいリスク/ベネフィット・プロ

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