限られたなかで成果をあげるために

環境激変ＭＲ進化論

限られたなかで成果をあげるために

第148回

営業戦略アドバイザー　佐藤陽夫

2014年2月15日号

　多忙な日々のなか、時間やマンパワーなど限られたリソースで成果を出すには工夫が欠かせず、多くの研究の元でさまざまな方法が提唱されています。　今回はかのピーター・ドラッカー氏が述べた「成果をあげるための5つの方法」を取り上げ、ＭＲ活動に当てはめて考えたいと思います。時間を整理する　ドラッカー氏が最初に注目したのは、時間を体系的に管理することでした。私たちが持っている1日24時間の内訳を知り、やる必要のない仕事や成果に結びつかない仕事の切り捨てを勧めたのです。　それではまず、ご自身の1日の行動とかかっている時間を洗い出してみましょう。　例えば、ＭＲの皆さんならば：6時起床、7時卸デポ訪問、内勤、10時医療機関訪問、内勤、昼食、19時帰社、内勤、21時帰宅、夕食、入浴、自由時間、24時就寝といった具合でしょうか。これを眺めると顧客にどれだけ時間を使えているか... 　多忙な日々のなか、時間やマンパワーなど限られたリソースで成果を出すには工夫が欠かせず、多くの研究の元でさまざまな方法が提唱されています。　今回はかのピーター・ドラッカー氏が述べた「成果をあげるための5つの方法」を取り上げ、ＭＲ活動に当てはめて考えたいと思います。時間を整理する　ドラッカー氏が最初に注目したのは、時間を体系的に管理することでした。私たちが持っている1日24時間の内訳を知り、やる必要のない仕事や成果に結びつかない仕事の切り捨てを勧めたのです。　それではまず、ご自身の1日の行動とかかっている時間を洗い出してみましょう。　例えば、ＭＲの皆さんならば：6時起床、7時卸デポ訪問、内勤、10時医療機関訪問、内勤、昼食、19時帰社、内勤、21時帰宅、夕食、入浴、自由時間、24時就寝といった具合でしょうか。これを眺めると顧客にどれだけ時間を使えているか、

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