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医政羅針盤

国民会議報告書の細部に宿る光と影

山形大学大学院医学系研究科医療政策学講座教授 村上正泰

2014年2月1日号

 今回の一連の社会保障・税一体改革では、中長期的な医療・介護提供体制の再構築に、ついに手がつけられることとなった。その方向性は、福田・麻生政権時の「社会保障国民会議」で、すでに描かれていたことでもある。民主党政権下で設置され自公政権に引き継がれた「社会保障制度改革国民会議」でも、それを踏襲した議論が行われ、その延長線上でいくつか新たな内容も追加された。 同じような将来像が示され続けるのは、会議の中心的メンバーも事務局の官僚もあまり変わらぬ顔ぶれだという面もあろうが、少子・超高齢社会の到来で不可欠となる医療・介護資源の適正配分、すなわちニーズの変化に合わせた提供体制の再構築をめざせば、細部は別として、医療機能の分化・連携の基本的考え方は、誰が考えてもほぼ同じ内容になるとも言えよう。 日医にしても、病床区分のあり方では厚労省の当初案とは相容...  今回の一連の社会保障・税一体改革では、中長期的な医療・介護提供体制の再構築に、ついに手がつけられることとなった。その方向性は、福田・麻生政権時の「社会保障国民会議」で、すでに描かれていたことでもある。民主党政権下で設置され自公政権に引き継がれた「社会保障制度改革国民会議」でも、それを踏襲した議論が行われ、その延長線上でいくつか新たな内容も追加された。 同じような将来像が示され続けるのは、会議の中心的メンバーも事務局の官僚もあまり変わらぬ顔ぶれだという面もあろうが、少子・超高齢社会の到来で不可欠となる医療・介護資源の適正配分、すなわちニーズの変化に合わせた提供体制の再構築をめざせば、細部は別として、医療機能の分化・連携の基本的考え方は、誰が考えてもほぼ同じ内容になるとも言えよう。 日医にしても、病床区分のあり方では厚労省の当初案とは相容れ

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