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環境激変 MR進化論

医師・患者双方の満足をめざして

第147回

営業戦略アドバイザー 佐藤陽夫

2014年2月1日号

 相手の行動を変えるには、相手の気持ちに働きかけることが効果的で、人は「語りの場」があると自分の気持ちを出しやすいと言われます。  医療現場で、ドクターをはじめとする医療スタッフは今、患者さんの語りを引き出し、患者さんとの対話に基づいた治療を試みています。  このアプローチのことを、「ナラティブ・ベースド・メディスン」(Narrative Based Medicine:NBM:物語りと対話に基づく医療)と呼び、医療現場ではEBM(エビデンス・ベースド・メディスン=科学的根拠に基づく医療)の補完概念として見なされています。  つまり、ドクターが患者さんの語りを聴いて、それを受け止めることで、よい関係を築き双方が満足できる治療を行える状態をめざしています。  今回はNBMとは何か、医療スタッフが何を悩み、どのような姿勢で患者さんと接しているかを...  相手の行動を変えるには、相手の気持ちに働きかけることが効果的で、人は「語りの場」があると自分の気持ちを出しやすいと言われます。  医療現場で、ドクターをはじめとする医療スタッフは今、患者さんの語りを引き出し、患者さんとの対話に基づいた治療を試みています。  このアプローチのことを、「ナラティブ・ベースド・メディスン」(Narrative Based Medicine:NBM:物語りと対話に基づく医療)と呼び、医療現場ではEBM(エビデンス・ベースド・メディスン=科学的根拠に基づく医療)の補完概念として見なされています。  つまり、ドクターが患者さんの語りを聴いて、それを受け止めることで、よい関係を築き双方が満足できる治療を行える状態をめざしています。  今回はNBMとは何か、医療スタッフが何を悩み、どのような姿勢で患者さんと接しているかを知り

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