医薬経済オンライン

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国内各社のがん戦略をみる

血液がん領域で存在感高める日本新薬

第12回

2014年1月15日号

 日本新薬は09年5月、第4次中期経営計画(09年度から13年度)を発表した。「改革と成長」をスローガンに、同社がめざす姿として「ヘルスケア分野で存在意義ある会社」を掲げ「社員一人ひとりが成長し、誇りを持って働ける組織」を掲げた。目標売上高800億円とし、その内訳を医薬品事業650億円、機能食品事業150億円とした。利益面は、営業利益100億円、当期純利益60億円だった。これらの目標を達成するには、年平均で医薬品事業は5%、機能食品事業では3%の成長を達成しなければならない。営業利益と当期純利益はともに年平均成長率6%となる。  その根拠に、医薬品事業については、勃起不全治療薬「シリアス」に加え、肺動脈性肺高血圧症治療薬としての「アドシルカ」の寄与、代謝拮抗剤「ビダーザ」(アザシチジン、NS17)の成長、NS126のアレルギー性鼻炎、塩酸トラマドール(NS315)のがん...  日本新薬は09年5月、第4次中期経営計画(09年度から13年度)を発表した。「改革と成長」をスローガンに、同社がめざす姿として「ヘルスケア分野で存在意義ある会社」を掲げ「社員一人ひとりが成長し、誇りを持って働ける組織」を掲げた。目標売上高800億円とし、その内訳を医薬品事業650億円、機能食品事業150億円とした。利益面は、営業利益100億円、当期純利益60億円だった。これらの目標を達成するには、年平均で医薬品事業は5%、機能食品事業では3%の成長を達成しなければならない。営業利益と当期純利益はともに年平均成長率6%となる。  その根拠に、医薬品事業については、勃起不全治療薬「シリアス」に加え、肺動脈性肺高血圧症治療薬としての「アドシルカ」の寄与、代謝拮抗剤「ビダーザ」(アザシチジン、NS17)の成長、NS126のアレルギー性鼻炎、塩酸トラマドール(NS315)のがん性

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