医薬経済オンライン

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尊厳死法制定の前に必要なもの

医療者=患者・家族間の「対話のインフラ」

2014年1月15日号

「今日は死ぬのにもってこいの日」という、有名なインディアンの口承詩がある。 「生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている/すべての声が、わたしのなかで合唱している/すべての美が、わたしの目のなかで休もうとしてやって来た……(略)わたしの家は、笑い声に満ちている/子どもたちは、うちに帰ってきた/そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ」  幸福感のなかで意識が遠ざかり、自我が自然と融け合うかのような感覚、だろうか。体験したことがなくとも、情景として心象として何とはなしにイメージを結ばせる詩句である。自分が逝くときも大事な人を看取るときも、およそ死の迎え方として、「平穏死、かくあるべし」と思わせる。  しかし、世界の先陣を切る高齢大国・日本の現実はどうだろう。  介護保険制度が創設されて14年弱が経過したが、在宅の家族介護者にかかる負担は今なお... 「今日は死ぬのにもってこいの日」という、有名なインディアンの口承詩がある。 「生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている/すべての声が、わたしのなかで合唱している/すべての美が、わたしの目のなかで休もうとしてやって来た……(略)わたしの家は、笑い声に満ちている/子どもたちは、うちに帰ってきた/そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ」  幸福感のなかで意識が遠ざかり、自我が自然と融け合うかのような感覚、だろうか。体験したことがなくとも、情景として心象として何とはなしにイメージを結ばせる詩句である。自分が逝くときも大事な人を看取るときも、およそ死の迎え方として、「平穏死、かくあるべし」と思わせる。  しかし、世界の先陣を切る高齢大国・日本の現実はどうだろう。  介護保険制度が創設されて14年弱が経過したが、在宅の家族介護者にかかる負担は今なお重

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