医薬経済オンライン

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健康志向で流行る減塩の「病院食」

レストランより美味と見舞い客が火付け役

2014年1月15日号

 正月のおせちは「病院食弁当」に替えたなんていう人がいたかもしれない。なにしろ、旧臘にまで高級ホテルや有名レストラン、大手百貨店で東南アジア産の養殖バナメイエビを「芝エビ」と称し、赤身のバラ肉に牛脂を注入した加工肉を「高級霜降り牛肉」と騙って客に提供していたことが次々に発覚したばかりだ。なかにはミシュランの星をもらったレストランもあったのだから、「ミシュランの星も当てにならない」という人もいれば、「バナメイエビという名前を覚えた」と自慢する人もいる。  そんな「誤表示」だか「偽装」だかわからない料理を食べるより、国立循環器病研究センター(国循)が開発し、目下、人気沸騰中の病院食弁当を三が日に食べたほうがマシだと考えてもおかしくない。第一、国循のレシピに基づいた弁当は1食の塩分が2グラムという減塩食。カロリー数も1食当たり600カロリーで3食食べ...  正月のおせちは「病院食弁当」に替えたなんていう人がいたかもしれない。なにしろ、旧臘にまで高級ホテルや有名レストラン、大手百貨店で東南アジア産の養殖バナメイエビを「芝エビ」と称し、赤身のバラ肉に牛脂を注入した加工肉を「高級霜降り牛肉」と騙って客に提供していたことが次々に発覚したばかりだ。なかにはミシュランの星をもらったレストランもあったのだから、「ミシュランの星も当てにならない」という人もいれば、「バナメイエビという名前を覚えた」と自慢する人もいる。  そんな「誤表示」だか「偽装」だかわからない料理を食べるより、国立循環器病研究センター(国循)が開発し、目下、人気沸騰中の病院食弁当を三が日に食べたほうがマシだと考えてもおかしくない。第一、国循のレシピに基づいた弁当は1食の塩分が2グラムという減塩食。カロリー数も1食当たり600カロリーで3食食べて

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