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OUTLOOK・欧米のMR事情

電子処方システム普及の影響

第302回

デルファイ・マネジメント・コンサルタント(DMC)社 植田南人

2014年1月15日号

 最新のアメリカンジャーナルオブマネジドケア誌によると、米国で処方医の半分以上は電子処方システムで処方するようになったという。これは、4年前に比べると8倍の増加だ。この変化は電子処方システムを用いて処方すれば間違いが減り、患者が処方通りに薬剤を服用し続ける可能性が高まるので、米国連邦法で処方者にインセンティブを与えた結果だそうだ。最新のメドアドニュースが、この傾向に加えて、それがブランド品に及ぼすマイナスの影響があることなど問題点も報じているので検証してみよう。 実際、08〜12年までシュアスクリプト社が調査したデータによると、処方者の医師、看護師、医師助手など電子処方を活用する人は7%(47000人)から54%(39万8000人)に増え、処方箋自体も、全体の4%しかなかった電子処方が45%に増えたという。電子処方に切り替えればインセンティブが与えられると同時...  最新のアメリカンジャーナルオブマネジドケア誌によると、米国で処方医の半分以上は電子処方システムで処方するようになったという。これは、4年前に比べると8倍の増加だ。この変化は電子処方システムを用いて処方すれば間違いが減り、患者が処方通りに薬剤を服用し続ける可能性が高まるので、米国連邦法で処方者にインセンティブを与えた結果だそうだ。最新のメドアドニュースが、この傾向に加えて、それがブランド品に及ぼすマイナスの影響があることなど問題点も報じているので検証してみよう。 実際、08〜12年までシュアスクリプト社が調査したデータによると、処方者の医師、看護師、医師助手など電子処方を活用する人は7%(47000人)から54%(39万8000人)に増え、処方箋自体も、全体の4%しかなかった電子処方が45%に増えたという。電子処方に切り替えればインセンティブが与えられると同時に

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