医薬経済オンライン

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医療企業・その現状と展望

オリンパス 医療機器メーカーとしての性格を鮮明に

—円安が追い風になって構造改革進展—

2014年1月15日号

 医療現場では、病気の早期発見と低侵襲治療のため、診断から治療まで内視鏡の重要性が高まっている。オリンパスは、内視鏡ではグローバル規模でリーディング企業の位置にあり、そのシェアは75%にも達する。カメラでもキヤノン、ニコンに続く世界的企業だが、この技術の蓄積が内視鏡などの医療事業、顕微鏡などのライフサイエンス事業、非破壊検査機器・工業用顕微鏡などの産業機器事業に生かされグローバル市場での高シェアにつながっている。  12年9月に携帯電話などの情報通信事業を売却し、現在の事業は、医療事業、ライフサイエンス・産業機器事業、カメラ・ICレコーダーなどの映像事業の3部門で構成される。13年度上期の事業別売上構成比は医療事業68.8%、ライフサイエンス・産業事業13.2%、映像事業14.1%、その他3.9%だった。また、内外別構成は国内が23.5%、海外が76.5%だった。海外...  医療現場では、病気の早期発見と低侵襲治療のため、診断から治療まで内視鏡の重要性が高まっている。オリンパスは、内視鏡ではグローバル規模でリーディング企業の位置にあり、そのシェアは75%にも達する。カメラでもキヤノン、ニコンに続く世界的企業だが、この技術の蓄積が内視鏡などの医療事業、顕微鏡などのライフサイエンス事業、非破壊検査機器・工業用顕微鏡などの産業機器事業に生かされグローバル市場での高シェアにつながっている。  12年9月に携帯電話などの情報通信事業を売却し、現在の事業は、医療事業、ライフサイエンス・産業機器事業、カメラ・ICレコーダーなどの映像事業の3部門で構成される。13年度上期の事業別売上構成比は医療事業68.8%、ライフサイエンス・産業事業13.2%、映像事業14.1%、その他3.9%だった。また、内外別構成は国内が23.5%、海外が76.5%だった。海外を

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