押し付け合いの末「体面維持」
本体改定率0・1%増は負け試合の“ソロ本塁打”
2014年1月1日号
「ダメダメ。部会長はこっち。結果はどうあれ、『腹を切る皆さん』は前に座らないと」 重鎮たちに遠慮して端に座ろうとする自民党厚生労働部会長・丸川珠代に対し、元厚労相の尾辻秀久から容赦のない声が飛ぶ。 腹を切る覚悟が必要なほどの重責を背負わされたのは、丸川と党政調副会長の松本純だ。14年度診療報酬改定で、改定率について、政調会長の高市早苗から党の意見集約を任されたのが松本、それを補佐する役が丸川に決まった。 通称「松本委員会」(非公開)は12月12日午後、議員会館内で日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本製薬団体連合会、日本医薬品卸売業連合会からヒアリングを実施。翌13日には、財務省と厚労省を呼び、意見を聞いた。 13日の会合に参加した議員は松本、丸川、尾辻に、党税調会長の野田毅、元厚相の丹羽雄哉、首相補佐官の衛藤晟一、前党国対委員長の鴨下...
「ダメダメ。部会長はこっち。結果はどうあれ、『腹を切る皆さん』は前に座らないと」 重鎮たちに遠慮して端に座ろうとする自民党厚生労働部会長・丸川珠代に対し、元厚労相の尾辻秀久から容赦のない声が飛ぶ。 腹を切る覚悟が必要なほどの重責を背負わされたのは、丸川と党政調副会長の松本純だ。14年度診療報酬改定で、改定率について、政調会長の高市早苗から党の意見集約を任されたのが松本、それを補佐する役が丸川に決まった。 通称「松本委員会」(非公開)は12月12日午後、議員会館内で日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本製薬団体連合会、日本医薬品卸売業連合会からヒアリングを実施。翌13日には、財務省と厚労省を呼び、意見を聞いた。 13日の会合に参加した議員は松本、丸川、尾辻に、党税調会長の野田毅、元厚相の丹羽雄哉、首相補佐官の衛藤晟一、前党国対委員長の鴨下一
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録