獣医会「狂犬病」で日医と協定の本音
ほかに共通感染症が見つからず
2014年1月1日号
日本医師会と日本獣医師会が学術協力推進の協定を結び、その調印式が、さる11月下旬、東京・信濃町の明治記念館で行われた。協定の主旨は「今日、高病原性鳥インフルエンザをはじめ多くの人と動物の共通感染症の流行制御への関心や食品の安全性確保の意識が高まるなか、医師と獣医師が緊密に連携し、安全、安心な社会を構築する」と謳う崇高な内容だ。 調印式を行った明治記念館は結婚式場として有名で、医師会と獣医師会との縁結びに相応しい場所だ。さぞかし盛大な調印式が執り行われたのかと思ったら、会場に勢揃いしたのは獣医師会の幹部の面々ばかり。医師会からは横倉義武会長と付き添い役の小森貴常任理事の2人のみ。20席ほど用意された記者席は数人に過ぎなかった。 それでもつい先日、世界保健機構(WHO)が中国で鳥インフルエンザH7N9のヒトへの感染があったと発表した直後。取り組...
日本医師会と日本獣医師会が学術協力推進の協定を結び、その調印式が、さる11月下旬、東京・信濃町の明治記念館で行われた。協定の主旨は「今日、高病原性鳥インフルエンザをはじめ多くの人と動物の共通感染症の流行制御への関心や食品の安全性確保の意識が高まるなか、医師と獣医師が緊密に連携し、安全、安心な社会を構築する」と謳う崇高な内容だ。 調印式を行った明治記念館は結婚式場として有名で、医師会と獣医師会との縁結びに相応しい場所だ。さぞかし盛大な調印式が執り行われたのかと思ったら、会場に勢揃いしたのは獣医師会の幹部の面々ばかり。医師会からは横倉義武会長と付き添い役の小森貴常任理事の2人のみ。20席ほど用意された記者席は数人に過ぎなかった。 それでもつい先日、世界保健機構(WHO)が中国で鳥インフルエンザH7N9のヒトへの感染があったと発表した直後。取り組みに
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