新年の第１ハードル「増税」 | 医薬経済オンライン

医薬経済気象台

新年の第１ハードル「増税」

2014年1月1日号

　高額消費の流れは年末のボーナス支給後に大きく盛り上ったが、年が変わっても大型小売店の高額福袋が瞬間蒸発するなど、高額消費は広がりをみせている。宝飾品や高級ブランド衣料だけでなく、一般雑貨から日用品にまで高額商品に動きが出てきた。購入する階層も中堅サラリーマンにまで裾野が広がっている。一般家庭でも高額消費とまではいかなくとも、消費単価底上げの動きが出ている。百貨店では歳暮単価が底上げされてきたとしている。年末のボーナスは産業界全体で前年比3％前後の伸びになったとみられる。この効果が出てきたということだ。　13年の景気を牽引したのは内需、それも消費と公共投資だった。とくに消費は国民総生産の6割近くを占めるだけに、この立ち直りは景気に大きくプラスした。春先以降の円安進行で製造業が回復に転じ、さらに政府の景気対策効果が手伝って、消費者に景気回復へ... 　高額消費の流れは年末のボーナス支給後に大きく盛り上ったが、年が変わっても大型小売店の高額福袋が瞬間蒸発するなど、高額消費は広がりをみせている。宝飾品や高級ブランド衣料だけでなく、一般雑貨から日用品にまで高額商品に動きが出てきた。購入する階層も中堅サラリーマンにまで裾野が広がっている。一般家庭でも高額消費とまではいかなくとも、消費単価底上げの動きが出ている。百貨店では歳暮単価が底上げされてきたとしている。年末のボーナスは産業界全体で前年比3％前後の伸びになったとみられる。この効果が出てきたということだ。　13年の景気を牽引したのは内需、それも消費と公共投資だった。とくに消費は国民総生産の6割近くを占めるだけに、この立ち直りは景気に大きくプラスした。春先以降の円安進行で製造業が回復に転じ、さらに政府の景気対策効果が手伝って、消費者に景気回復への

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