プロマネのコミュニケーション力（下）

ＯＵＴＬＯＯＫ・欧米のＭＲ事情

プロマネのコミュニケーション力（下）

第301回

デルファイ・マネジメント・コンサルタント（DMC）社　植田南人

2014年1月1日号

　引き続き、米ファーマプロダクトマネジャー誌の「プロマネのコミュニケーション力」を検証する。　プロダクトマネジャー（プロマネ）は、実際はコミュニケーション不足で、誤解されることが多い。プロマネに必要な、高度なコミュニケーションスキルは、生まれつきというよりは訓練して装備できるものが多い。しかし、それは一夜でできるものではなく、毎日の仕事のなかでチームメンバーとのコミュニケーションを考えながら、鍛えて徐々にレベルアップしていくものだ。優れたコミュニケーション力を持つプロマネは、ラインの権限がなくてもチームに大きな影響力を与えてよい仕事をするものである。　優れたコミュニケーションのポイントのひとつに、「柔軟性」をもつことがある。柔軟性をもって仕事をするためには、まず自分自身の特性を知り、そのうえで相手の特性を知ることだ。自分のスタイル、強み... 　引き続き、米ファーマプロダクトマネジャー誌の「プロマネのコミュニケーション力」を検証する。　プロダクトマネジャー（プロマネ）は、実際はコミュニケーション不足で、誤解されることが多い。プロマネに必要な、高度なコミュニケーションスキルは、生まれつきというよりは訓練して装備できるものが多い。しかし、それは一夜でできるものではなく、毎日の仕事のなかでチームメンバーとのコミュニケーションを考えながら、鍛えて徐々にレベルアップしていくものだ。優れたコミュニケーション力を持つプロマネは、ラインの権限がなくてもチームに大きな影響力を与えてよい仕事をするものである。　優れたコミュニケーションのポイントのひとつに、「柔軟性」をもつことがある。柔軟性をもって仕事をするためには、まず自分自身の特性を知り、そのうえで相手の特性を知ることだ。自分のスタイル、強みはこ

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