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医療企業・その現状と展望

テルモ 高技術を武器にグローバル大手をめざす

—カテーテルなど心臓血管事業が牽引—

2014年1月1日号

 カテーテルを中心に医療関連事業をグローバルに展開するテルモ。1921年に国産初の体温計を開発して設立、63年の国産初の使い切り注射器・針を皮切りに、主な開発製品だけでも69年のソフトバッグ型輸血バッグ、82年のホローファイバー型人工肺、85年の血管造影用ガイドワイヤー、99年のプラスチック製プレフィルドシリンジ、02年の人工血管、06年の脳動脈瘤治療用コイル、07年の埋込型左心補助人工心臓、08年の薬剤溶出型ステント、11年の成分採血システム、12年のOFDI血管内画像診断装置など、独自技術によって多様な製品を生み出し、それぞれの分野で技術革新のリーダーとして高いシェアを獲得してきた。 事業は多岐に分かれているが、ホスピタル事業、心臓血管事業、血液システム事業に大別される。ホスピタル事業はシリンジ・注射針、輸液セット・輸液ポンプなどのホスピタル医療器、輸液剤・...  カテーテルを中心に医療関連事業をグローバルに展開するテルモ。1921年に国産初の体温計を開発して設立、63年の国産初の使い切り注射器・針を皮切りに、主な開発製品だけでも69年のソフトバッグ型輸血バッグ、82年のホローファイバー型人工肺、85年の血管造影用ガイドワイヤー、99年のプラスチック製プレフィルドシリンジ、02年の人工血管、06年の脳動脈瘤治療用コイル、07年の埋込型左心補助人工心臓、08年の薬剤溶出型ステント、11年の成分採血システム、12年のOFDI血管内画像診断装置など、独自技術によって多様な製品を生み出し、それぞれの分野で技術革新のリーダーとして高いシェアを獲得してきた。 事業は多岐に分かれているが、ホスピタル事業、心臓血管事業、血液システム事業に大別される。ホスピタル事業はシリンジ・注射針、輸液セット・輸液ポンプなどのホスピタル医療器、輸液剤・プ

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