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医薬経済気象台

景気拡大基調に変化なし

2013年12月1日号

 7〜9月期のGDP1次速報値は、実質成長率が前期比で0.5%、年率で1.9%だった。名目では0.4%、年率で1.6%成長である。GDPデフレーターは▲0.1だったため名実逆転は解消しなかった。安倍政権発足後の実質成長率推移をみると、1〜3月期が2次速報値で前期比1.1%、年率で4.1%、4〜6月期が前期比0.9%、年率で3.8%だったから、7〜9月期は成長減速となった。ただ、成長が足踏み段階に入ったとみる必要はない。成長が続いていれば、伸び率をみる土台が高くなるから、率が鈍化傾向になるのは当然のことだ。成長が続いていることにこそ意味があると考えなければならない。景気の拡大基調に変化はない。 注目すべきは、事前予想を上回ったことだ。直前の民間調査機関10社の予想では、実質成長率予想は年率で平均1.6%だった。しかも10社のうち8社は実績の1.9%以下を予想して...  7〜9月期のGDP1次速報値は、実質成長率が前期比で0.5%、年率で1.9%だった。名目では0.4%、年率で1.6%成長である。GDPデフレーターは▲0.1だったため名実逆転は解消しなかった。安倍政権発足後の実質成長率推移をみると、1〜3月期が2次速報値で前期比1.1%、年率で4.1%、4〜6月期が前期比0.9%、年率で3.8%だったから、7〜9月期は成長減速となった。ただ、成長が足踏み段階に入ったとみる必要はない。成長が続いていれば、伸び率をみる土台が高くなるから、率が鈍化傾向になるのは当然のことだ。成長が続いていることにこそ意味があると考えなければならない。景気の拡大基調に変化はない。 注目すべきは、事前予想を上回ったことだ。直前の民間調査機関10社の予想では、実質成長率予想は年率で平均1.6%だった。しかも10社のうち8社は実績の1.9%以下を予想していた

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