医薬経済オンライン

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MR活動実態調査レポート

アジルバ「断トツ」で強さ見せる武田

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析96

エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久

2013年11月15日号

 MR活動に大きな制限が加わり、製薬各社のプロモーションも変化してきた。マス媒体を活用した患者啓発、疾患啓発に力を注ぎ、電車内の中吊り広告など、普段見慣れないものを多く目にするようになってきた。生活者への受診勧奨が目的と考えられるが、その効果はどの程度あるのだろうか。 例えば、骨粗しょう症。潜在患者は2000万人を超えているというが実際に治療している患者は200〜250万人という。骨粗しょう症は一般的な検診などで対応することは難しく、骨密度測定が必要となる。練馬区など一部市町村では骨密度測定を無料で実施し、潜在患者の早期発見に力を入れる。 しかし、現状は限りなく悪化してからの受診が多いようだ。骨粗しょう症は大腿骨骨折に直結し、寝たきりを生む最大の原因ともいわれる。だからこそ予防や早期発見に手を尽くすかが大事となる。マス媒体の活用もいいが、診療所や...  MR活動に大きな制限が加わり、製薬各社のプロモーションも変化してきた。マス媒体を活用した患者啓発、疾患啓発に力を注ぎ、電車内の中吊り広告など、普段見慣れないものを多く目にするようになってきた。生活者への受診勧奨が目的と考えられるが、その効果はどの程度あるのだろうか。 例えば、骨粗しょう症。潜在患者は2000万人を超えているというが実際に治療している患者は200〜250万人という。骨粗しょう症は一般的な検診などで対応することは難しく、骨密度測定が必要となる。練馬区など一部市町村では骨密度測定を無料で実施し、潜在患者の早期発見に力を入れる。 しかし、現状は限りなく悪化してからの受診が多いようだ。骨粗しょう症は大腿骨骨折に直結し、寝たきりを生む最大の原因ともいわれる。だからこそ予防や早期発見に手を尽くすかが大事となる。マス媒体の活用もいいが、診療所や保険

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