話題の焦点
「糖尿病予防で認知症阻止」
2013年11月1日号
糖尿病は、これを悪化させると、透析、失明、足の切断など致命的リスクがあり、何としても罹りたくない疾患。一方、認知症は、自分が自分でなくなる人間失格の嫌われ病。 両者とも高齢化社会突入を背景に増加一途の状況にあるが、これが極めて緊密なる関係あることが判明した。 九州大学は、疫学調査で有名な久山町研究で、15年間の追跡結果から、糖尿病グループが健常者よりも認知症リスクが2倍も高いことを突き止めた。 高血糖による糖毒性が、酸化ストレスを促進し、さらにはアミロイド蛋白を沈着させることなどにより、認知症が進展すると考えられている。 さらに、東京医大が、65歳以上の糖尿病疾患外来で、実態調査対象の37%に認知症及びその疑いのあることを認めている。高齢糖尿病患者中3人に1人が認知症とはいかにも高率で、早期診断・早期治療の必要性が強く勧められる。(ヤットコ)
糖尿病は、これを悪化させると、透析、失明、足の切断など致命的リスクがあり、何としても罹りたくない疾患。一方、認知症は、自分が自分でなくなる人間失格の嫌われ病。 両者とも高齢化社会突入を背景に増加一途の状況にあるが、これが極めて緊密なる関係あることが判明した。 九州大学は、疫学調査で有名な久山町研究で、15年間の追跡結果から、糖尿病グループが健常者よりも認知症リスクが2倍も高いことを突き止めた。 高血糖による糖毒性が、酸化ストレスを促進し、さらにはアミロイド蛋白を沈着させることなどにより、認知症が進展すると考えられている。 さらに、東京医大が、65歳以上の糖尿病疾患外来で、実態調査対象の37%に認知症及びその疑いのあることを認めている。高齢糖尿病患者中3人に1人が認知症とはいかにも高率で、早期診断・早期治療の必要性が強く勧められる。(ヤットコ)
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