福岡資磨　自民党・前厚生労働部会長

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福岡資磨　自民党・前厚生労働部会長

2013年10月15日号

プラス改定の材料が必要——14年度診療報酬改定の改定率に関する議論が始まります。福岡　来年4月から消費税が8％に上がるため、引き上げ分を診療報酬に反映することは決まっている。財務省からすれば、増やす分もあれば、薬価も含めて全体でバランスをとりなさいということだろうが、医療提供体制の機能分化に向けて、地域の受け皿を整備するために、ある程度「充実」が必要になる。ただ、7対1看護配置基準の割合が大きい、いわゆる「盃型」の医療提供体制のまま診療報酬を充実させても「余計7対1などが肥大化するだけ」との意見もあり、調整は簡単ではないだろう。消費税分を除いたプラス改定を実現するには、それなりの材料を提示していかなければならない。——医療界は10％時の課税転換、ゼロ税率適用を求めています。福岡　かなり仕組みを大きく変えなければならないが、10％時に食料品など生活必需品... プラス改定の材料が必要——14年度診療報酬改定の改定率に関する議論が始まります。福岡　来年4月から消費税が8％に上がるため、引き上げ分を診療報酬に反映することは決まっている。財務省からすれば、増やす分もあれば、薬価も含めて全体でバランスをとりなさいということだろうが、医療提供体制の機能分化に向けて、地域の受け皿を整備するために、ある程度「充実」が必要になる。ただ、7対1看護配置基準の割合が大きい、いわゆる「盃型」の医療提供体制のまま診療報酬を充実させても「余計7対1などが肥大化するだけ」との意見もあり、調整は簡単ではないだろう。消費税分を除いたプラス改定を実現するには、それなりの材料を提示していかなければならない。——医療界は10％時の課税転換、ゼロ税率適用を求めています。福岡　かなり仕組みを大きく変えなければならないが、10％時に食料品など生活必需品への

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