医薬経済オンライン

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日医の“口撃”で露呈した日薬の弱腰

分業バッシング論者に反論できず

2013年10月15日号

 医師はお粥をすすり、薬局はすき焼き三昧──。  医薬分業に対するバッシングが日に日に強まるなか、バッシングの急先鋒である日本医師会の鈴木邦彦常任理事が日本薬剤師会学術大会に乗り込み、言い放った。日薬としてはある程度の毒づきは想定していたものの、それを上回る悪態ぶりに聴講していた会員薬剤師はしんと静まり返った。「(薬剤師業務は)包装されているのを袋詰めするだけ」「かかりつけ薬局の効果はほとんどない」「(日薬は)薬剤師を代表する組織か」。日頃、日医からの糾弾を聞き慣れていない市井の薬剤師は面食らった。  しかしそれよりも、日医幹部からの中傷に、なんの反論もできない日薬執行部に矛先は変わる。会場からは「なんであんなことを言われなきゃいけないんだ」。憤懣が溢れた。後日、担当役員が本誌記者に〝反論〟を語ったが、日医を説き伏せるには程遠い内容だ。日薬...  医師はお粥をすすり、薬局はすき焼き三昧──。  医薬分業に対するバッシングが日に日に強まるなか、バッシングの急先鋒である日本医師会の鈴木邦彦常任理事が日本薬剤師会学術大会に乗り込み、言い放った。日薬としてはある程度の毒づきは想定していたものの、それを上回る悪態ぶりに聴講していた会員薬剤師はしんと静まり返った。「(薬剤師業務は)包装されているのを袋詰めするだけ」「かかりつけ薬局の効果はほとんどない」「(日薬は)薬剤師を代表する組織か」。日頃、日医からの糾弾を聞き慣れていない市井の薬剤師は面食らった。  しかしそれよりも、日医幹部からの中傷に、なんの反論もできない日薬執行部に矛先は変わる。会場からは「なんであんなことを言われなきゃいけないんだ」。憤懣が溢れた。後日、担当役員が本誌記者に〝反論〟を語ったが、日医を説き伏せるには程遠い内容だ。日薬幹

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