医薬経済オンライン

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皮膚科医の「大震災」への想い

最初に指示されたのは「検死」

2013年10月15日号

震災のスライドを背景にピアノ演奏 旋律に込められた思いは、確かに聴衆へ届いた。9月21日の大宮ソニックシティ。この日は、日本皮膚科学会東部支部学術大会(会長=大槻マミ太郎・自治医科大学教授)が開催されていたが、研究成果を発表する声だけでなく、「ピアノ演奏」が響き渡った。  曲目は「花は咲く」(岩井俊二作詞、菅野よう子作曲)。東日本大震災の発生後、NHK震災復興プロジェクトで作曲・編曲され、誰もが一度どこかで耳にしたことがある、あのメロディだ。被災地の中学生や高校生が「花は花は花は咲く」というフレーズを合唱する姿は各局で取り上げられた。  その「花は咲く」のピアノソロが学術大会の「会長講演」で流れた。講演の合間にピアニストが弾いたのではなく、会長である大槻氏自身が演奏したのだ。  盲目のピアニスト・辻井伸行氏のアレンジに、さらに大槻氏のアレンジ... 震災のスライドを背景にピアノ演奏 旋律に込められた思いは、確かに聴衆へ届いた。9月21日の大宮ソニックシティ。この日は、日本皮膚科学会東部支部学術大会(会長=大槻マミ太郎・自治医科大学教授)が開催されていたが、研究成果を発表する声だけでなく、「ピアノ演奏」が響き渡った。  曲目は「花は咲く」(岩井俊二作詞、菅野よう子作曲)。東日本大震災の発生後、NHK震災復興プロジェクトで作曲・編曲され、誰もが一度どこかで耳にしたことがある、あのメロディだ。被災地の中学生や高校生が「花は花は花は咲く」というフレーズを合唱する姿は各局で取り上げられた。  その「花は咲く」のピアノソロが学術大会の「会長講演」で流れた。講演の合間にピアニストが弾いたのではなく、会長である大槻氏自身が演奏したのだ。  盲目のピアニスト・辻井伸行氏のアレンジに、さらに大槻氏のアレンジを

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