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薬剤経済学

脊椎固定術のアプローチ比較研究

第3回 患者個人データによる体系的評価プロジェクト

2013年10月15日号

 骨成長刺激蛋白rhBMP−2という整形外科用剤を脊椎固定術に用いるアプローチを、骨移植片を用いる標準療法(ICBG)と比べる有効性比較研究(CER)。このメタ・アナリシスを、患者の個人データ(IPD)によって進めるという新しい地平は、エール大学アウトカム研究評価センター(CORE)がメドトロニック社に働きかけ、臨床試験の全データの提供に同意させたことで実現された。 政府機関や医学会と提携して、臨床の質・アウトカム測定、医療機器安全性サーベイランス、臨床研究の患者レジストリーを展開しているCOREは、生科学研究のオープン・データ・アクセス(ODA)環境の実現も目標に掲げている。 脊椎固定術のCERメタ・アナリシスは、YODAプロジェクトの最初の成果である。アナルズ・オブ・インターナル・メディシン誌2013年6月18日号の論評で、仲介したエール大の...  骨成長刺激蛋白rhBMP−2という整形外科用剤を脊椎固定術に用いるアプローチを、骨移植片を用いる標準療法(ICBG)と比べる有効性比較研究(CER)。このメタ・アナリシスを、患者の個人データ(IPD)によって進めるという新しい地平は、エール大学アウトカム研究評価センター(CORE)がメドトロニック社に働きかけ、臨床試験の全データの提供に同意させたことで実現された。 政府機関や医学会と提携して、臨床の質・アウトカム測定、医療機器安全性サーベイランス、臨床研究の患者レジストリーを展開しているCOREは、生科学研究のオープン・データ・アクセス(ODA)環境の実現も目標に掲げている。 脊椎固定術のCERメタ・アナリシスは、YODAプロジェクトの最初の成果である。アナルズ・オブ・インターナル・メディシン誌2013年6月18日号の論評で、仲介したエール大のK

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