放言de万事開帳
「バリアフリー」なんていらない
沙鷗一歩
2013年10月15日号
のっけからこんなことを主張すると、怒られるかもしれないが、「バリアフリー」はなくすべきだ。
障害者や高齢者がその住宅、交通の施設で普通に生活することを阻む障壁(バリアー)をなくすことがバリアフリーで、世界で40年近く前からその必要性が指摘されてきたという。そこにはバリアフリーは健康弱者に優しいとの見方がある。
20年の夏季五輪の東京での開催が9月8日に決まって以来、日本でバリアフリー化が格段と進むと期待されている。五輪開催計画によれば、東京のすべての駅にエレベーターやスロープを設置するそうだ。車椅子がなくては移動できない重度の障害者にとって段差や階段は極力なくしたほうがよいに決まっている。しかし、バリアフリーには欠点もある。それを考えずに一方的にバリアフリー化を進めるのは問題である。
一方、厚生労働省は8月30日、高齢者が増えることによって...
のっけからこんなことを主張すると、怒られるかもしれないが、「バリアフリー」はなくすべきだ。
障害者や高齢者がその住宅、交通の施設で普通に生活することを阻む障壁(バリアー)をなくすことがバリアフリーで、世界で40年近く前からその必要性が指摘されてきたという。そこにはバリアフリーは健康弱者に優しいとの見方がある。
20年の夏季五輪の東京での開催が9月8日に決まって以来、日本でバリアフリー化が格段と進むと期待されている。五輪開催計画によれば、東京のすべての駅にエレベーターやスロープを設置するそうだ。車椅子がなくては移動できない重度の障害者にとって段差や階段は極力なくしたほうがよいに決まっている。しかし、バリアフリーには欠点もある。それを考えずに一方的にバリアフリー化を進めるのは問題である。
一方、厚生労働省は8月30日、高齢者が増えることによって25
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