医薬経済オンライン

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拡大する後発注射用抗がん剤市場

エタノール溶解製剤の切り替えには時間も

2013年10月1日号

 12年12月追補収載でタキソテール(ドセタキセル)にサンドの後発品(GE)が登場、現在GEが参入している注射用抗がん剤は9品目となった。日本化薬が販売するパクリタキセルが72億円と最も大きく、同じ日本化薬のカルボプラチンが37億円と次ぐ。ほかにイリノテカン、ゲムシタビン、シスプラチン、ドキソルビシン、エピルビシン、ビノレルビンがある。これに、今年12月追補でリュープリンGEがニプロ、あすか製薬から登場し10品目となる予定だ。 市場規模は、ドセタキセルGEが登場していない11年度の先発品(薬価ベース)約580億円に対し、GE8製剤は約240億円で、GE比率は29%。12年度は薬価引き下げの影響も大きかったが、GEが登場したタキソテール/ワンタキソテールの売上高214億円を加えた先発品9成分の市場は2.6%増の595億円。一方、この9成分に対応するGE市場は14.6%増の275億円...  12年12月追補収載でタキソテール(ドセタキセル)にサンドの後発品(GE)が登場、現在GEが参入している注射用抗がん剤は9品目となった。日本化薬が販売するパクリタキセルが72億円と最も大きく、同じ日本化薬のカルボプラチンが37億円と次ぐ。ほかにイリノテカン、ゲムシタビン、シスプラチン、ドキソルビシン、エピルビシン、ビノレルビンがある。これに、今年12月追補でリュープリンGEがニプロ、あすか製薬から登場し10品目となる予定だ。 市場規模は、ドセタキセルGEが登場していない11年度の先発品(薬価ベース)約580億円に対し、GE8製剤は約240億円で、GE比率は29%。12年度は薬価引き下げの影響も大きかったが、GEが登場したタキソテール/ワンタキソテールの売上高214億円を加えた先発品9成分の市場は2.6%増の595億円。一方、この9成分に対応するGE市場は14.6%増の275億円だ

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