医薬経済オンライン

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ニッチで世界めざす日本の中小機器会社

「メード・イン・ジャパン」で信頼勝ち得る

2013年10月1日号

 毎年11月にドイツ・デュッセルドルフで開かれる世界最大規模の医療トレードショー「MEDICA」。69年に細々と始まったこの見本市は、医療産業が安定成長の期待できる“最後のリゾート”と化していくにつれて規模を拡大し、昨年は世界63ヵ国から約4500社が出展。3日間の会期中に13万人が訪れる盛況となった。 92年からは医療機器技術・部品に特化した「COMPAMED」の併催が始まり、こちらは医薬品に比べて製品のライフサイクルが比較的短く、1年半から2年おきに改廃が行われる業界の最新トレンドを把握できる場として、昨年は世界の医療機器メーカーなど約650社が出展。関係者を中心に1万6000人が訪れた。 御多分に洩れずここでも、中国や韓国の国を挙げた取り組みは早く、ナショナルブースを設けて毎年、自国製品・技術を積極的にアピールしている。一方、日本は10年に初めて、経済産業省...  毎年11月にドイツ・デュッセルドルフで開かれる世界最大規模の医療トレードショー「MEDICA」。69年に細々と始まったこの見本市は、医療産業が安定成長の期待できる“最後のリゾート”と化していくにつれて規模を拡大し、昨年は世界63ヵ国から約4500社が出展。3日間の会期中に13万人が訪れる盛況となった。 92年からは医療機器技術・部品に特化した「COMPAMED」の併催が始まり、こちらは医薬品に比べて製品のライフサイクルが比較的短く、1年半から2年おきに改廃が行われる業界の最新トレンドを把握できる場として、昨年は世界の医療機器メーカーなど約650社が出展。関係者を中心に1万6000人が訪れた。 御多分に洩れずここでも、中国や韓国の国を挙げた取り組みは早く、ナショナルブースを設けて毎年、自国製品・技術を積極的にアピールしている。一方、日本は10年に初めて、経済産業省の音

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