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OBSERVER

阿曽沼慎司・京都大学iPS細胞研究所顧問

2013年9月15日号

iPS技術は「虎の子」——研究所(CiRA=サイラ)に公募して再就職されました。阿曽沼 サイラをこれから、どうもっていこうかという政策提言をしたい。せっかく山中(伸弥)先生たちが開発したiPS技術。ただ、臨床応用していくとすれば、どうするか、課題がある。再生医療も細胞移植医療だから、かなり危険性が高いし、安全性の確保をどうするかという問題もある。 今やっているのは海外戦略をどう考えるか。iPS細胞から、例えば網膜シートみたいなものを創って最終製品として使う。そのルートを開発する。日本だけでなくて海外展開を視野に入れてやらなければならない。レギュレーションの問題もあるから、FDA(米食品医薬品局)やEMA(欧州医薬品庁)を巻き込んだ海外戦略をやらなければいけない。面白いけど大変だ。率直に言って。——渉外担当のイメージですか。阿曽沼 渉外という... iPS技術は「虎の子」——研究所(CiRA=サイラ)に公募して再就職されました。阿曽沼 サイラをこれから、どうもっていこうかという政策提言をしたい。せっかく山中(伸弥)先生たちが開発したiPS技術。ただ、臨床応用していくとすれば、どうするか、課題がある。再生医療も細胞移植医療だから、かなり危険性が高いし、安全性の確保をどうするかという問題もある。 今やっているのは海外戦略をどう考えるか。iPS細胞から、例えば網膜シートみたいなものを創って最終製品として使う。そのルートを開発する。日本だけでなくて海外展開を視野に入れてやらなければならない。レギュレーションの問題もあるから、FDA(米食品医薬品局)やEMA(欧州医薬品庁)を巻き込んだ海外戦略をやらなければいけない。面白いけど大変だ。率直に言って。——渉外担当のイメージですか。阿曽沼 渉外というより

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