医薬経済オンライン

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MR活動実態調査レポート

長期収載品と保険薬局への取り組み

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析94

エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久

2013年9月15日号

 昨今、保険薬局の大型チェーン化、コンビニや家電量販店などと一部チェーン調剤が提携するように、さまざまな業種が薬局事業に参入してきた。患者に対するサービスの多様化は大きなメリットをもたらす反面、サービスの原資が薬価差によるものとなると大きな疑問が残る。医療の質が本当に担保できるのか問われるだろう。 今回は、一般名処方の導入によって、大きく揺れる大型の長期収載品の動向と保険薬局に対する製薬企業、医薬品卸の対応について分析を試みたい。 表2はランダムに選定した長期収載品のMR活動状況である。分析期間におけるD(ディテール)数トップのリバロを1とした場合の相対指数分析となっている。 昨年10月から今年7月にかけた分析で、Aは12年度の下期に相当する期間、Bは13年度の上期に相当する期間、Cは両期間の合計となっている。指数算出に当たっては、各対象期間とも...  昨今、保険薬局の大型チェーン化、コンビニや家電量販店などと一部チェーン調剤が提携するように、さまざまな業種が薬局事業に参入してきた。患者に対するサービスの多様化は大きなメリットをもたらす反面、サービスの原資が薬価差によるものとなると大きな疑問が残る。医療の質が本当に担保できるのか問われるだろう。 今回は、一般名処方の導入によって、大きく揺れる大型の長期収載品の動向と保険薬局に対する製薬企業、医薬品卸の対応について分析を試みたい。 表2はランダムに選定した長期収載品のMR活動状況である。分析期間におけるD(ディテール)数トップのリバロを1とした場合の相対指数分析となっている。 昨年10月から今年7月にかけた分析で、Aは12年度の下期に相当する期間、Bは13年度の上期に相当する期間、Cは両期間の合計となっている。指数算出に当たっては、各対象期間とも月

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