ラテン転々
イタリア人の場合
第4回
O山喬
2013年9月15日号
前回まで、在日イタリア人で『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』の著者ファブリツィオ・グラッセッリさんに3回にわたって話を聞いてきた。 インタビューを締め括る最後の質問として、「日本人がイタリア人の気質から学ぶべきこと」について尋ねてみた。明るく生きるためのものの考え方。本シリーズでは、それを知るために、日本に住むラテン系の人々にインタビューを重ねているからだ。 しかし、グラッセッリさんの答えは、イタリア人一般との対比という形でなく、彼個人として日本人に助言する、という格好になった。「私が感じるのは、メディアで報じられるネガティブな情報に、あまり影響されてはいけない、ということです。不況の問題をはじめ、悪い話をすべて真に受けると、どんどん深みにはまり込み、眠れなくなってしまう。個人的には、アベノミクス政策には大きな問題があると思いますが...
前回まで、在日イタリア人で『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』の著者ファブリツィオ・グラッセッリさんに3回にわたって話を聞いてきた。 インタビューを締め括る最後の質問として、「日本人がイタリア人の気質から学ぶべきこと」について尋ねてみた。明るく生きるためのものの考え方。本シリーズでは、それを知るために、日本に住むラテン系の人々にインタビューを重ねているからだ。 しかし、グラッセッリさんの答えは、イタリア人一般との対比という形でなく、彼個人として日本人に助言する、という格好になった。「私が感じるのは、メディアで報じられるネガティブな情報に、あまり影響されてはいけない、ということです。不況の問題をはじめ、悪い話をすべて真に受けると、どんどん深みにはまり込み、眠れなくなってしまう。個人的には、アベノミクス政策には大きな問題があると思いますが、
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録