医薬経済オンライン

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製薬企業・その現状と展望

ダイト ジェネリック主力に独自の事業モデル

—原薬・製品の製造に経営資源集中—

2013年9月15日号

 ジェネリック主力ながら、他社とは異なる独自のビジネスモデルを構築している。事業は原薬事業と製剤事業。健康食品なども手掛けるが規模は小さい。特徴は生産に徹していることだ。販売に経営資源を投入せずにすむため、資源は生産に集中投下している。開発への資源投入は先発品と異なり限定的で、売上高R&D比率は3%台で推移している。経営資源のほとんどを製造部門に投入していることは、連結ベースの従業員数579人の94%が製造部門で占めていることが実証している。製造部門では原薬の製造から製剤まで一貫した体制を整えており、本社工場、子会社工場で原薬製造と製剤を行っているが、これら生産設備はすべて厚生労働省、FDA(米食品医薬品局)、EMA(欧州医薬品庁)のGMPに適合している。  原薬事業は主としてジェネリック原薬の製造販売・仕入商品販売だ。原薬売上高のうちジェネ...  ジェネリック主力ながら、他社とは異なる独自のビジネスモデルを構築している。事業は原薬事業と製剤事業。健康食品なども手掛けるが規模は小さい。特徴は生産に徹していることだ。販売に経営資源を投入せずにすむため、資源は生産に集中投下している。開発への資源投入は先発品と異なり限定的で、売上高R&D比率は3%台で推移している。経営資源のほとんどを製造部門に投入していることは、連結ベースの従業員数579人の94%が製造部門で占めていることが実証している。製造部門では原薬の製造から製剤まで一貫した体制を整えており、本社工場、子会社工場で原薬製造と製剤を行っているが、これら生産設備はすべて厚生労働省、FDA(米食品医薬品局)、EMA(欧州医薬品庁)のGMPに適合している。  原薬事業は主としてジェネリック原薬の製造販売・仕入商品販売だ。原薬売上高のうちジェネリッ

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