医薬経済オンライン

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結論見えたネット販売第3ラウンド

背景にあるのは政治的「怨念」

2013年9月1日号

 OTC薬のインターネット販売議論第3ラウンドがスタートした。厚生労働省は第2ラウンドで積み残しとなったスイッチ直後と劇薬指定成分など第1類OTC薬「28品目の取り扱い」と、ネット販売に関する「詳細なルール」を検討するため2つの検討会を設置した。 ところが、ネット販売「推進派」と「慎重派」がともに注視する28品目の「位置付け」という最重要事項に対して、厚労省はすでに弱腰だ。最大の政治課題について、どこで、誰が、議論して決めるのか、「調整できていない」と吐露するほどだ。これは、単に〝交渉相手〟を騙すための「テクニック」か、それともすでに決定権を握られたことによる「ギブアップ」宣言か──。どちらにせよ、第2ラウンド同様今回も、オモテ舞台の検討会を横目に、ウラ舞台で決着することになりそうだ。そして、結論のカギを握るのは〝意外〟な人物だった。  OTC薬のインターネット販売議論第3ラウンドがスタートした。厚生労働省は第2ラウンドで積み残しとなったスイッチ直後と劇薬指定成分など第1類OTC薬「28品目の取り扱い」と、ネット販売に関する「詳細なルール」を検討するため2つの検討会を設置した。 ところが、ネット販売「推進派」と「慎重派」がともに注視する28品目の「位置付け」という最重要事項に対して、厚労省はすでに弱腰だ。最大の政治課題について、どこで、誰が、議論して決めるのか、「調整できていない」と吐露するほどだ。これは、単に〝交渉相手〟を騙すための「テクニック」か、それともすでに決定権を握られたことによる「ギブアップ」宣言か──。どちらにせよ、第2ラウンド同様今回も、オモテ舞台の検討会を横目に、ウラ舞台で決着することになりそうだ。そして、結論のカギを握るのは〝意外〟な人物だった。

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