製薬企業・その現状と展望
日本ケミカルリサーチ 遺伝子組換え技術を基盤に成長めざす
—主力バイオ医薬が牽引し増収増益—
2013年9月1日号
13年度第1四半期決算は好調だった。売上高は33億9900万円で7%増、営業利益は3億6500万円で3.28倍となった。この実績を受けて早くも13年度第2四半期累計業績予想が上方修正された。売上高は70億円から72億円に2億円の増額、営業利益は3億1000万円から3億9000万円に8000万円の増額である。 13年度通期予想は売上高だけ154億円に2億円増額、9.2%の増収としたが、第2四半期累計の修正分だけの増額であり、今後さらなる増額の可能性を残している。営業利益は開発最終段階にある細胞性医薬品の新薬承認申請時期を期中に繰り上げる方針で、第3四半期以降の研究開発費が増えるとし期初計画の14億6000万円の予想を変えていない。それでも26.9%の大幅増益予想である。 12年度実績も好調だった。12年度は薬価改定期で主力製品の遺伝子組換えヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」は7%、バイオ後続品の腎...
13年度第1四半期決算は好調だった。売上高は33億9900万円で7%増、営業利益は3億6500万円で3.28倍となった。この実績を受けて早くも13年度第2四半期累計業績予想が上方修正された。売上高は70億円から72億円に2億円の増額、営業利益は3億1000万円から3億9000万円に8000万円の増額である。 13年度通期予想は売上高だけ154億円に2億円増額、9.2%の増収としたが、第2四半期累計の修正分だけの増額であり、今後さらなる増額の可能性を残している。営業利益は開発最終段階にある細胞性医薬品の新薬承認申請時期を期中に繰り上げる方針で、第3四半期以降の研究開発費が増えるとし期初計画の14億6000万円の予想を変えていない。それでも26.9%の大幅増益予想である。 12年度実績も好調だった。12年度は薬価改定期で主力製品の遺伝子組換えヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」は7%、バイオ後続品の腎性貧
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