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話題の焦点

「残業とメタボの危険な関係」

2013年8月15日号

 病院職員2000人余を対象に5年間の調査で、年間残業時間が増えると、メタボが比例して増加する傾向のあることを突き止めたデータがある。 とくに、45歳未満の比較的若年労働者に、高血圧有病率の顕著な増加が認められた。 残業が肥満を増加させる因子としては、間食の増加、夕食時間の遅延、座位増加による運動不足などが挙げられる。 さらには、残業ストレスの作用が見逃せない。ストレスホルモンのコルチゾールの過剰分泌が糖尿病や脂質異常を引き起こしやすくしている。 一般的に、若年層は職場での裁量権が小さく、仕事を楽しむ余裕が少ない。裁量権の高い人は、労働時間が少々長くとも高血圧や糖尿病になりにくいとの報告がある。 仕事を楽しむ余裕をもち、ストレスホルモンを過剰に分泌させないことが、メタボ回避の重要手段と考えられる。(ヤットコ)  病院職員2000人余を対象に5年間の調査で、年間残業時間が増えると、メタボが比例して増加する傾向のあることを突き止めたデータがある。 とくに、45歳未満の比較的若年労働者に、高血圧有病率の顕著な増加が認められた。 残業が肥満を増加させる因子としては、間食の増加、夕食時間の遅延、座位増加による運動不足などが挙げられる。 さらには、残業ストレスの作用が見逃せない。ストレスホルモンのコルチゾールの過剰分泌が糖尿病や脂質異常を引き起こしやすくしている。 一般的に、若年層は職場での裁量権が小さく、仕事を楽しむ余裕が少ない。裁量権の高い人は、労働時間が少々長くとも高血圧や糖尿病になりにくいとの報告がある。 仕事を楽しむ余裕をもち、ストレスホルモンを過剰に分泌させないことが、メタボ回避の重要手段と考えられる。(ヤットコ)

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