MR活動実態調査レポート
内科系医師に対する活動分析
新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析93
エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久
2013年8月15日号
今回は、より効率的なMR活動の指標として重要と考えられるマルチD(ディテール)について、マルチDが多いと想定される内科系診療科医師を対象に分析した。 表2は、12年6月〜13年7月までの1年間の面談数上位20社である。マルチ率とは、1面談当たりの平均D回数分析だ。面談数トップはノバルティスファーマとなったが、1面談当たり平均1.66製品を宣伝していたことになる。面談数ベスト5は武田薬品、第一三共、アステラス製薬、MSDと続くが、いずれもマルチD率は1.8を超えていた。 面談数2位の武田は、面談数ベスト20でマルチ率がノバルティスよりも0.18多かったため、面談数ではノバルティスの0.97だったにもかかわらず、D数では堂々のトップであった。マルチ率の全体平均は1.69となっており、面談数ベスト20で全体平均を下回っている企業は13あった。 面談数ベスト20でのマルチ率トップは第...
今回は、より効率的なMR活動の指標として重要と考えられるマルチD(ディテール)について、マルチDが多いと想定される内科系診療科医師を対象に分析した。 表2は、12年6月〜13年7月までの1年間の面談数上位20社である。マルチ率とは、1面談当たりの平均D回数分析だ。面談数トップはノバルティスファーマとなったが、1面談当たり平均1.66製品を宣伝していたことになる。面談数ベスト5は武田薬品、第一三共、アステラス製薬、MSDと続くが、いずれもマルチD率は1.8を超えていた。 面談数2位の武田は、面談数ベスト20でマルチ率がノバルティスよりも0.18多かったため、面談数ではノバルティスの0.97だったにもかかわらず、D数では堂々のトップであった。マルチ率の全体平均は1.69となっており、面談数ベスト20で全体平均を下回っている企業は13あった。 面談数ベスト20でのマルチ率トップは第一
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