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製薬企業・その現状と展望

日医工 ジェネリックで世界トップ10めざす

—13 年度に専業初の1000 億円へ—

2013年8月15日号

 12年度の売上高は939億2600万円、営業利益は82億2900万円、純利益は51億2900万円だった。11年度に決算期を11月から3月に変更しており、前期は4ヵ月決算だったため、比較は決算月にズレはあるが11年11月期との比較になる。この比較で売上高は20.8%の増収、営業利益は9.8%の増益と大幅増収増益だった。売上規模はジェネリック専業のトップを走っている。  制度的にジェネリックに追い風が吹き、ジェネリック市場が拡大している。このため、ジェネリック企業は揃って好調な伸びをみせている。12年度は薬価引き下げが実施され増収率が鈍化して当然だったが、ジェネリック大手は揃って増収率を拡大した。そのなかでも日医工の増収率はジェネリックトップの増収率だった。しかもジェネリック以外を含めた製薬企業全体で最大の伸びだった。  ただ、営業利益の増益率は増収率を下回った。営業利益率が低下...  12年度の売上高は939億2600万円、営業利益は82億2900万円、純利益は51億2900万円だった。11年度に決算期を11月から3月に変更しており、前期は4ヵ月決算だったため、比較は決算月にズレはあるが11年11月期との比較になる。この比較で売上高は20.8%の増収、営業利益は9.8%の増益と大幅増収増益だった。売上規模はジェネリック専業のトップを走っている。  制度的にジェネリックに追い風が吹き、ジェネリック市場が拡大している。このため、ジェネリック企業は揃って好調な伸びをみせている。12年度は薬価引き下げが実施され増収率が鈍化して当然だったが、ジェネリック大手は揃って増収率を拡大した。そのなかでも日医工の増収率はジェネリックトップの増収率だった。しかもジェネリック以外を含めた製薬企業全体で最大の伸びだった。  ただ、営業利益の増益率は増収率を下回った。営業利益率が低下し

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