正念場を迎えた「SCM」構築
リアルと融合図るO2Oマーケティング
第33回
2013年8月1日号
アベノミクスでデノミ脱却──というより、消費税の引き上げで、生活の先行き不安が広まり、低価格志向は一段と強まりつつある。しかも円安や原油価格の高騰で、生活必需品が軒並み価格を引き上げ、消費低迷に拍車をかけている。 家計を預かる主婦にすれば、収入が減る一方で支出が増えるという将来の見通しを考慮して、財布の紐を今まで以上に固くせざるを得ない。家計の出費をいかに抑えるかといったことが最優先の課題になれば、デフレ脱却どころか、生活者の節約志向がさらに強まる。 生活者の購買行動を端的に映し出しているのが、大手流通業が都市部で展開する食品スーパーの価格政策だ。イトーヨーカドーの食品館をはじめ、イオンリテールのまいばすけっと、マルエツのマルエツプチなど、都市部でコンビニ並みの小型店を運営する大手流通業は、NB商品の店頭売価引き下げに努め、さらにPB商...
アベノミクスでデノミ脱却──というより、消費税の引き上げで、生活の先行き不安が広まり、低価格志向は一段と強まりつつある。しかも円安や原油価格の高騰で、生活必需品が軒並み価格を引き上げ、消費低迷に拍車をかけている。 家計を預かる主婦にすれば、収入が減る一方で支出が増えるという将来の見通しを考慮して、財布の紐を今まで以上に固くせざるを得ない。家計の出費をいかに抑えるかといったことが最優先の課題になれば、デフレ脱却どころか、生活者の節約志向がさらに強まる。 生活者の購買行動を端的に映し出しているのが、大手流通業が都市部で展開する食品スーパーの価格政策だ。イトーヨーカドーの食品館をはじめ、イオンリテールのまいばすけっと、マルエツのマルエツプチなど、都市部でコンビニ並みの小型店を運営する大手流通業は、NB商品の店頭売価引き下げに努め、さらにPB商品
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