医薬経済オンライン

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役員報酬「国際化」で武田が上位独占

後発メーカーの平均給与は先発並みに

2013年7月15日号

 武田薬品の役員報酬が、日本の企業のなかでトップになる日も近いかもしれない。13年3月期決算の上場企業が6月末までに開示した有価証券報告書によると、1億円を超える報酬を得た役員は約300人。最高額は2年連続で日産自動車のカルロス・ゴーンCEOで、9億8800万円を得ていたが、2〜4位はなんと武田薬品の役員3人が占めた。 2位となったデボラ・ダンサイア前取締役は、武田の米子会社ミレニアム・ファーマシューティカルズの社長兼CEOを務めて7億7600万円を取得。武田広報は「グローバルでの他企業の報酬額を参照にするようになり、上がった。また、3人は報酬の一部を株で受け取っており、株価が上昇したことで報酬額も膨らんだ」と、高額報酬の理由を説明する。 武田本社、長谷川閑史社長(6位)の報酬額は3億100万円で、ダンサイア氏の半分以下。優秀な外国人を引き込むためには、国内製薬トッ...  武田薬品の役員報酬が、日本の企業のなかでトップになる日も近いかもしれない。13年3月期決算の上場企業が6月末までに開示した有価証券報告書によると、1億円を超える報酬を得た役員は約300人。最高額は2年連続で日産自動車のカルロス・ゴーンCEOで、9億8800万円を得ていたが、2〜4位はなんと武田薬品の役員3人が占めた。 2位となったデボラ・ダンサイア前取締役は、武田の米子会社ミレニアム・ファーマシューティカルズの社長兼CEOを務めて7億7600万円を取得。武田広報は「グローバルでの他企業の報酬額を参照にするようになり、上がった。また、3人は報酬の一部を株で受け取っており、株価が上昇したことで報酬額も膨らんだ」と、高額報酬の理由を説明する。 武田本社、長谷川閑史社長(6位)の報酬額は3億100万円で、ダンサイア氏の半分以下。優秀な外国人を引き込むためには、国内製薬トップ

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