医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

薬剤経済学

プラセボ比で新薬の効果量が減退

(前)

2013年7月15日号

 M.オルフソン(コロンビア大)とS.C.マーカス(退役軍人庁)は、66年から10年まで英米の主要医学誌4誌に掲載されたプラセボ比較試験の結果を総括して、プラセボ群の治療効果(エフィカシー)を1とした場合、これに対する新薬治療群の効果の比率は縮小を続けていることを発見した。70年代に対プラセボ4.51だった効果量は、00年代にはなんと1.36まで下がった。 対プラセボでさえ圧倒的な数字で効力を証明しにくくなっている状況を前に、既存の治療法を相手にした有効性比較研究(CER)で、新薬が著しい違いを示すのは至難だ。同等の効力を前提として、安全性、忍容性、費用の特性の明確化に力点を置くのが適切だろう。それはそれで、健康結果の最適化をもたらす治療法選択に十分寄与できる。 以上が、「プラセボ比較臨床試験結果の減退が示す有効性比較研究の新しい方向」(ヘルス・アフェアーズ...  M.オルフソン(コロンビア大)とS.C.マーカス(退役軍人庁)は、66年から10年まで英米の主要医学誌4誌に掲載されたプラセボ比較試験の結果を総括して、プラセボ群の治療効果(エフィカシー)を1とした場合、これに対する新薬治療群の効果の比率は縮小を続けていることを発見した。70年代に対プラセボ4.51だった効果量は、00年代にはなんと1.36まで下がった。 対プラセボでさえ圧倒的な数字で効力を証明しにくくなっている状況を前に、既存の治療法を相手にした有効性比較研究(CER)で、新薬が著しい違いを示すのは至難だ。同等の効力を前提として、安全性、忍容性、費用の特性の明確化に力点を置くのが適切だろう。それはそれで、健康結果の最適化をもたらす治療法選択に十分寄与できる。 以上が、「プラセボ比較臨床試験結果の減退が示す有効性比較研究の新しい方向」(ヘルス・アフェアーズ201

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence