MR活動実態調査レポート
接待禁止の影響度はマイナス4%
新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析92
エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久
2013年7月15日号
今回はプロモーションコード改定前と改定後のMR活動にどのような変化があったかについて、分析を試みた。表2—1は12年度のD(ディテール)数上位20社における、11年度とのD数の差を分析したものである。全企業のD数は、新コード施行後3.6%程度のマイナスとなっていた。これは、まさに接待禁止の影響度と言える。「接待依頼」「接待詳細打診」「接待御礼」の3点セットを交えたD数がなくなった影響と推測される。 興味深いのは、企業間格差が激しいという実態である。D数トップの第一三共はD数で約7%の減少と平均の倍近いマイナスを喫した。ID数は全体平均の減少率である8%に対して12%程度のマイナスとMR活動の制限がモロに影響したことがわかる。D数2位のアステラス製薬はD数で2.4%の減少と平均以下に影響を抑えたがID(インパクトディテール)数の減少率は平均並みだった。D数3...
今回はプロモーションコード改定前と改定後のMR活動にどのような変化があったかについて、分析を試みた。表2—1は12年度のD(ディテール)数上位20社における、11年度とのD数の差を分析したものである。全企業のD数は、新コード施行後3.6%程度のマイナスとなっていた。これは、まさに接待禁止の影響度と言える。「接待依頼」「接待詳細打診」「接待御礼」の3点セットを交えたD数がなくなった影響と推測される。 興味深いのは、企業間格差が激しいという実態である。D数トップの第一三共はD数で約7%の減少と平均の倍近いマイナスを喫した。ID数は全体平均の減少率である8%に対して12%程度のマイナスとMR活動の制限がモロに影響したことがわかる。D数2位のアステラス製薬はD数で2.4%の減少と平均以下に影響を抑えたがID(インパクトディテール)数の減少率は平均並みだった。D数3位の
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