医薬経済オンライン

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逆風の後発品「薬価」見直し

使用は進めるが「値付け」は厳しく

2013年7月1日号

 どのようなルールであれ、1回導入されれば、定着し、必ず役所から弄られる。後発品の薬価算定方式もひとつの具体例だ。 6月12日の中央社会保険医療協議会・薬価専門部会。14年度薬価制度改革に向けた議論をスタートさせた厚生労働省保険局医療課が提起したのは、複数の製品が存在する後発品の薬価のバラツキの是正だった。 これに対して全国健康保険協会東京支部長の矢内邦夫委員が「多すぎる。さらに絞る工夫を検討する必要がある」と指摘。日本薬剤師会の三浦洋嗣委員も「どれを選んでいいのか」と同調する。反対する意見はない。 新薬創出・適応外薬解消等促進加算の本格導入や長期収載品の特例的引き下げのルールの設計が14年度改革の最大の焦点となっているものの、先行きは不透明だ。しかし、後発品の薬価算定方式の見直しは、早くも既定路線となっている。  どのようなルールであれ、1回導入されれば、定着し、必ず役所から弄られる。後発品の薬価算定方式もひとつの具体例だ。 6月12日の中央社会保険医療協議会・薬価専門部会。14年度薬価制度改革に向けた議論をスタートさせた厚生労働省保険局医療課が提起したのは、複数の製品が存在する後発品の薬価のバラツキの是正だった。 これに対して全国健康保険協会東京支部長の矢内邦夫委員が「多すぎる。さらに絞る工夫を検討する必要がある」と指摘。日本薬剤師会の三浦洋嗣委員も「どれを選んでいいのか」と同調する。反対する意見はない。 新薬創出・適応外薬解消等促進加算の本格導入や長期収載品の特例的引き下げのルールの設計が14年度改革の最大の焦点となっているものの、先行きは不透明だ。しかし、後発品の薬価算定方式の見直しは、早くも既定路線となっている。

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